なんで、イグアナって、そう思って観ていました。『イグアナの娘』。そのタイトルのインパクトの強さもそうですが、母親・ゆりこ(川島なおみ)の娘・リカ(菅野美穂)に対する、冷酷な虐待も強烈でしたね。毎回ドラマを観るにつれ、菅野ちゃん扮するリカ役に「頑張れ!」と声援を送っていましたし、「どうなるんだろう…」と読めないストーリー展開にハラハラ、ドキドキしていました。毎回、印象に残っているのですが、なかでも記憶に強く残っているのは親友の死。せっかく親友(佐藤仁美)ができたのに、交通事故で死んでしまうシーン。あぁ?なんで、リカは不幸を背負ってしまうんだろうと、不幸の連続に嘆くほどでした。そんな友人の死も、リカは自分の責任だと、自身を責めてしまうんですよね。そうでも、ないのに…。最終回もどんでん返しというか、母の死と、母の本当の姿には、ちょっと驚きでしたね。最後に砂浜で、自分の娘を呼ぶ「ゆりこ?」の言葉に、母とようやく和解できたと思い、この展開にはちょっと嬉しくなりましたね。タイトル、内容のインパクトの強さ、これ以上のドラマは出てこないのでは。今でも、エルトン・ジョン「YOUR SONG」を聴くたびに、『イグアナの娘』を想い出すのは私だけでしょうか。当時、アダルトチルドレンなど心理学の面からも注目されたドラマ、再放送でもいいからもう一度観てみたいテレビ番組の一つです。